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医療イメージ

診療内容

インフォームド・コンセント

インフォームド・コンセントとは

インフォームド・コンセントとは、「説明を受け納得し同意する」という意味があります。医師が患者様の体の中でどのようなことが起こっているかということ(病気や容態)や、治療の内容、検査、処方される薬についてしっかりと説明をし、患者様は内容を理解し納得した上で同意し、その後治療を受けるということです。これは薬剤師から薬を処方される際も同じことがいえます。

効果

十分に治療や検査、薬の効果や必要性がわからないと、自身の判断で治療や薬の服用を途中でやめてしまうなど、治療の効果が出にくくなってしまう場合があります。

インフォームド・コンセントは医師や薬剤師と患者様のコミュニケーションを深め、信頼関係を築くことができます。治療や薬の必要性が理解できるため、患者様が治療により積極的に参加できるようになる効果が期待できます。医師の方針や考えがわかっていれば患者様も意見をいうことが可能になり、安心できる治療へとつながります。これは結果として治療の効果を向上させることができます。

患者様への注意

医師や薬剤師にだけ任せない

患者様自身が医療の主人公です。積極的に治療に参加しましょう。

病状や薬に関心をもつ

医師や薬剤師からの説明を理解するには、情報収集などの努力が必要です。まず、病状や薬に積極的に関心を持ちましょう。

説明は理解できるまで求める

メモをとるのもお勧めです。医療関係者は専門用語を口にしてしまいがちなので分かるまで説明を求めることが必要です。

医師 問診
インフォームドコンセント

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンを利用することで、次の段階の治療の選択や治療の進行状況などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることで患者様が納得のいく治療法を選択することができます。

担当医から説明された診断や治療方針について、「別の治療法はないのか」と納得のいかないこともあるかもしれません。セカンドオピニオンを受けることで、病気に対する理解が深まることもあり、別の治療法が提案された場合には選択の幅が広がることで、より納得して治療に臨むことが可能になります。

ファーストオピニオンは大切にしましょう

ファーストオピニオンで、「自分の病状や進行度、その治療法の必要性」などを理解しないまま、セカンドオピニオンを受けて混乱してしまいます。複数人の医師の意見を聞き、どの診察内容を選択するかを決めるためには、ファーストオピニオン(最初に求めた担当医の意見)を十分に理解しておくことが大切です。

 

セカンドオピニオンを受けるためには、セカンドオピニオンを受けたいと考えていることを現在の担当医に伝え、紹介状(診療情報提供書)や血液検査や病理診断・病理検査などの記録を準備してもらう必要があります。担当している医療機関からの資料は、セカンドオピニオンを求められる医師にとって、適切な助言を伝えるために非常に重要な情報です。

セカンドオピニオンを受ける際の医師・病院の選び方

全ての医療機関がセカンドオピニオンをおこなっているわけではないので、セカンドオピニオンを推奨している医療機関を探すことが大切です。

セカンドオピニオンを受ける際は、セカンドオピニオンを受けるために必要な手続きを確認しましょう。

また、セカンドオピニオンを受けるときに自分の病気の経過と質問事項をメモしてから行くと、時間を有効に使えます。ひとりではなく信頼できる人に同行してもらうのもよいでしょう。

セカンドオピニオン後

別の医師の意見を聞いたことで、病気や治療方針についての考えが変化したかどうか、もう一度現在の担当医に報告しましょう。その後、これからの治療法について再度相談します。セカンドオピニオンに対する担当医の意見を聞くことで、治療への理解が深まり、納得する治療を選択できます。

また、セカンドオピニオン先の病院で治療を受けることになった際は、これまでの治療内容や経過などを紹介状で引き継ぎます。セカンドオピニオン先の病院で治療を行い、紹介元医療機関では経過観察を行う場合もあります。

セカンドオピニオンは納得できる治療を選択をするために大変有効な方法です。

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セカンドオピニオン
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